● K18／K14／K10

金の含有量は24分率で表します。K24＝100%ゴールド=純金です。

K18 とは24分の18が地金で、24分の6は銀や銅などの他の金属が混ざっていることを表します。K24の純金では柔らかすぎてキズや変形に弱く装飾に向かないためです。この他の金属の割合により「K18」と言っても黄味の強いもの、赤味の強いものなどカラーのニュアンスの違いが生まれます

● ホワイトゴールド(K18WG／K14WG)

もともと金色のゴールドに銀など白色の金属を混ぜて少しでも白に近づけたゴールドのことです。とはいえ、半分以上が金色の金属ですから、本体自体が白色になるわけではなく、最後の仕上げにロジウムメッキをかけてホワイトゴールドとなります。使っているうちに金色っぽくなるのは、変色ではなくロジウムメッキが薄くなり、地の色が出てきてしまうからです

● ロジウムメッキ

高温でも変色しにくく、耐食性、耐摩耗性のよい華やかな白色光沢の金属で、ホワイトゴールドの仕上げのメッキに使われます。自動車の排ガス触媒として使われるため、近年、価格が高騰しています